不況と製造業 その5
2010-01-21 23:22:17
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いろいろ
アジア大陸のはてに位置するこの島国
しかも面積で世界のわずか0.3%を占めるにすぎないこの辺境に
アメリカに次ぐ世界第二位の経済を作り出したその原点が一般には意外に認識されていない。
それはものをつくることから生み出される付加価値である。
ものづくりの原点ともいえる鉄は、鉄鉱石が日本に着いたとき1トン2000円である。
これを鉄板にすると1トン5万円になる。
これで自動車をつくると1トン100万円だ。
このようにしてものを作ることによって生み出される付加価値が、
日本経済の原動力である。まさに「ものづくり」こそは国家である。
近年の安売り競争は、付加価値を自ら下げる競争をしているのと同じことであり
不況をまねくのは当然の結果である。
しかも、安い労働力を求め生産拠点を中国などに移しているので
国内の製造業は衰退の一途をたどり空洞化が深刻な問題になっている。
日本から「ものづくり」がなくなるのは
産油国から石油が出なくなるのと同じだと思うのだが。。。
しかも面積で世界のわずか0.3%を占めるにすぎないこの辺境に
アメリカに次ぐ世界第二位の経済を作り出したその原点が一般には意外に認識されていない。
それはものをつくることから生み出される付加価値である。
ものづくりの原点ともいえる鉄は、鉄鉱石が日本に着いたとき1トン2000円である。
これを鉄板にすると1トン5万円になる。
これで自動車をつくると1トン100万円だ。
このようにしてものを作ることによって生み出される付加価値が、
日本経済の原動力である。まさに「ものづくり」こそは国家である。
近年の安売り競争は、付加価値を自ら下げる競争をしているのと同じことであり
不況をまねくのは当然の結果である。
しかも、安い労働力を求め生産拠点を中国などに移しているので
国内の製造業は衰退の一途をたどり空洞化が深刻な問題になっている。
日本から「ものづくり」がなくなるのは
産油国から石油が出なくなるのと同じだと思うのだが。。。